新国立競技場〈無料で入れる場所は?〉

杜のスタジアム

新国立競技場

整備費1569億円

のべ150万人の作業員

工期は約3年でした。

細部にいたるまで日本らしさを演出し和をモチーフとしたオリジナルデザインです。

完成までの経緯

2012年11月

ザハ・ハディド氏のデザインに決定

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2015年1月

旧国立競技場の解体開始

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2015年6月

整備費2520億円と発表

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2015年7月

高額な総工費のため白紙撤回

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2015年12月

隈研吾氏らのデザインを採用

整備費は1490億円と発表

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2016年12月

本体工事着工

(1年2ヶ月遅れ)

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2019年11月

完成
総工費は1569億円

特徴

① 5色のモザイク柄

色彩心理学を用いて空席が目立たないように工夫したデザインです。

遠くから見ると全席埋まっているように見えます。

素晴らしいアイデアですね!

 

② 軒庇(のきびさし)

競技場の外観の屋根の特徴です。

日本伝統の技法で国産の木材と鉄骨で作られています。

46都道府県の杉の木沖縄の琉球松を採用しています。

競技場の北側には北海道・東北

南側には九州・沖縄

木を配置しています。

木は材木に加工されても

“生きている”

といわれていますので

ベストの配置ですね。

 

③ 鳥取の天然芝

水はけがよい天然芝を採用。

鳥取県琴浦町の芝生産販売会社

“チュウブ”

の担当者は

「”芝の日本代表”に選ばれて大変光栄です」

と喜びを語ったそうです。

旧競技場との比較

総工費

旧国立競技場約11億3333万円

新国立競技場約1569億円

 

旧競技場は1958年に開場。

約62年前ですので物価も違いますが抑えられたとはいえ総工費はかなりかかりましたね。

 

観客席

旧国立競技場約5万4000人

新国立競技場約6万人

オリンピック時には

6万8000人になる予定。

オリンピック後はトラックをとりはずして客席を作り

8万人のスタジアムにして

サッカーラクビー競技ができるようにするそうです。

 

車いす席

旧国立競技場40席

新国立競技場500席

 

年間維持費

旧国立競技場の年間維持費が10億円

新国立競技場の年間維持費は27億円

 

維持費のことを考えると当然音楽イベントも開催となるでしょう。

 

トイレ

旧国立競技場

男子20ヶ所/女子20ヶ所

新国立競技場

男子48ヶ所/女子50ヶ所

LGBT93ヶ所

 

トイレが多くなったのは嬉しいですね。

イベントはどこへ行っても特に女子トイレは大変です。

 

 

 

無料入場

 

オリンピック終了後

無料で入場できる場所

 

5F展望スペース
『空の杜(もり)』

季節感ある植栽

外苑のイチョウ並木や

スカイツリーと富士山などの

眺望を楽しみながら散策ができる場所です

 

また近くにはオリンピックミュージアムもありました♪

ミュージアム前の五輪マークは次から次へと撮影する人がやってきます。



 

 

おすすめ♪


新国立競技場

【住所】東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
【アクセス】JR信濃町駅徒歩5分

都営大江戸線:
国立競技場駅A2出口徒歩1分

メトロ銀座線:
外苑前駅3番出口徒歩9分